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岸辺のアルバム(2) <完>
キシベノアルバム

ドラマ「ありふれた奇跡」の脚本で話題となった山田太一氏。その代表作といえる「岸辺のアルバム」が、21世紀によみがえる! 「岸辺のアルバム」は、1974年に起きた多摩川決壊をモチーフにしたホームドラマで、1977年に放映。不倫をはじめ、センセーショナルな題材を盛り込み、当時のドラマ界に革命を起こしました。その描写は30年以上経った今でも色あせず、家族に関わる事件が絶えない今こそ、改めて読まれるべき作品です。この原作に「アイドルを探せ」の吉田まゆみ氏が現代版にアレンジして挑む大型企画、見逃せません。
平和に暮らしていた田島家。その平穏は、妻・則子の不倫から音を立てて崩れ始めた。夫・謙作の会社の不祥事に続き、長女・律子は交際相手に暴行され、その結果望まない妊娠をしてしまう。混乱の中で長男・繁は声を荒げて家族の行く末を憂う。則子は息子の叫びにようやく自分を取り戻し、不倫に終止符を打つ。これで昔のような家族に戻れる…と思った矢先、田島家の幸せの象徴だった自慢の一戸建てが、大きな危機にさらされる!
Ⓒ山田太一/吉田まゆみ
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目次
崩壊の日
Oh! アンジェリーナ
時には少女のように
三度目の衝撃
氾濫
再生の日
あとがき
あとがき漫画
記事企画 あの時の"岸辺"
書誌情報
紙版
発売日
2009年05月13日
ISBN
9784063757125
判型
新書
価格
定価:545円(本体495円)
ページ数
168ページ
シリーズ
KCデラックス
電子版
発売日
2011年06月01日
JDCN
0637571200100011000F
初出
『BE・LOVE』2009年3・4・6~9号
著者紹介
原作: 山田 太一(ヤマダ タイチ)