できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか

できる研究者の論文生産術

デキルケンキュウシャノロンブンセイサンジュツ

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◆◆よい習慣は、才能を超える◆◆3万部突破のロングセラー!! 全米で話題の「How to Write a Lot」待望の邦訳。いかにして多くの本や論文を執筆するかを軽快に解説。雑用に追われている研究者はもちろん、アカデミックポストを目指す大学院生も必読! また、大学生のレポートや卒論執筆にも効果てきめん! これを読めば人生が変わる。 【三中信宏さん推薦!】 本書の原書をたまたま読んで、そこに書かれている「たくさん書く」ためのワザの数々 を実際に使ってみたら、驚くなかれ、たった三週間でまる一冊が翻訳できてしまった。 【“訳者あとがき”より】 論文の書き方に関する指南書はこれまでも数多く出版されているが、本書が画期的なのは、いかにして論文執筆のモチベーションを上げ、精神的負担を軽くして論文執筆に取り組めるようにするかについて、メンタルな面を含めて冷静に分析し、その解決策を誰にでもわかるように明瞭に提示している点だろう。 第1章  はじめに 第2章  言い訳は禁物 ――書かないことを正当化しない 第3章  動機づけは大切 ――書こうという気持ちを持ち続ける 第4章  励ましあうのも大事 ――書くためのサポートグループをつくろう 第5章  文体について ――最低限のアドバイス 第6章  学術論文を書く ――原則を守れば必ず書ける 第7章  本を書く ――知っておきたいこと 第8章  おわりに ――「まだ書かれていない素敵なことがら」

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できる研究者の論文作成メソッド 書き上げるための実践ポイント
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できる研究者の論文作成メソッド 書き上げるための実践ポイント

発売日:2016年12月13日

どうすれば「インパクトがある論文」を書けるのか。 「本当に使える!」と大好評の『できる研究者の論文生産術』に続く第2弾! 原稿の各種スタイルはもちろん、雑誌の選び方、共著論文執筆のヒント、投稿後の対応など実践ポイントを解説した。爽快でユーモア溢れるシルヴィア節は健在で、初めて英語論文を書く大学院生に有益この上ない! 【三中信宏さん推薦!】 本書は心理学というひとつの研究分野を念頭に置いて書かれているが、その内容は他の多くの科学にもそのまま当てはまるだろう。本書の最後の章で著者は書き続けることこそ研究者が生き延びる道であると高らかに宣言する。そう、研究者人生は一発花火ではない。 書け、書くんだ! ―そのための心得と戦略がここにある。 【訳者あとがき】 本書は、2014年に出版されたポール・J・シルヴィア(Paul J. Silvia)『Write It Up: Practical Strategies for Writing and Publishing Journal Articles』の邦訳で、同じく2007年に出版された『How to Write a Lot: A Practical Guide to Productive Academic Writing』(『できる研究者の論文生産術―どうすれば「たくさん」書けるのか』講談社(2015))の続編ということになる。重点が「ともかく書く」ことにある前書と、「インパクトがある論文を書く具体的手順」にある本書は、2冊で1冊ともいえる関係にあり、どちらを先に読んでも楽しめる。 本書の目標は、《インパクトがある論文》を書くことだ。「論文はインパクトが大切だ。ただ発表すればよいというものではない」の一文(6ページ)に示される通りである。そして、そのための具体的な手順―豊富な執筆・査読経験に根ざした具体的なノウハウや匙(さじ)加減―がステップごとに伝授される。一般的手順にとどまらず、なぜ多くの研究者、特に初心者が、《インパクトがある論文》でなく《どんな論文でも出せればいい》という状態に陥ってしまうのかがユーモアを込めて明快に指摘されているので、執筆のモチベーションがあがり、精神的負担が軽くなる。このあたりは、心理学者の面目躍如たるものだろう。

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