
電子あり
完結
プラネテス
プラネテス
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2070年代、人間は地球圏を月面にまでようやく押し広げていた。 夢とエゴに満ちた航宙士志望の青年・星野八郎太(通称ハチマキ)の成長を軸に描く、「惑う人々(プラネテス)」たちの物語。「SF」を一段階進めた大傑作。 2002年度星雲賞コミック部門受賞。2003年にはNHKでアニメ放送開始。そのアニメも2005年度星雲賞メディア部門受賞。同賞の原作・アニメのW受賞は『風の谷のナウシカ』以来だと評判になった。 しがないデブリ(宇宙廃棄物)回収船に乗り組むハチマキは、大きな夢を持ちつつも、貧相な現実と不安定な自分に抗いきれずにいる。同僚のユーリは、喪った妻の思い出に後ろ髪を引かれ、自分の未来を探せずにいる。前世紀から続く大気の底の問題は未解決のままで、先進各国はその権勢を成層圏の外まで及ぼしている。人類はその腕を成層圏の外側にまで伸ばした。しかし、生きることーーその強さも弱さも何も変わらなかった。
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最新刊情報
ふたごのプラネテス
発売日:2004年12月22日
漫画とアニメの『プラネテス』。大傑作だと評価を受ける両作のエッセンスを持ち寄って作られた、奇跡の『プラネテスガイドブック』。アニメ版第7話『地球外少女』に幸村誠と田中一成(アニメ版ハチマキ役声優)がコメンタリーを付けたDVD付きです。(本編音声は収録されていません) 寄稿:日本橋ヨヲコ、大橋ツヨシ、高見智行、熊谷杯人、千羽由利子(アニメ版キャラクターデザイン・作画監督)ほか