
電子あり
完結
出口のない海
デグチノナイウミ
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甲子園の優勝投手は、なぜ、自ら「人間兵器」となることを選んだのか。 人間魚雷「回天」――海の特攻兵器。脱出装置なし。 甲子園の優勝投手・並木浩二は大学入学後、ヒジを故障。新しい変化球の完成に復活をかけていたが、日米開戦を機に、並木の夢は時代にのみ込まれていく。死ぬための訓練。出撃。回天搭乗。――しかし彼は「魔球」を諦めなかった。 組織と個人を描く横山秀夫の原点
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出口のない海
発売日:2006年09月06日
人間魚雷「回天(かいてん)」。太平洋戦争末期、発射と同時に死を約束される極秘作戦が展開されていた。横山秀夫の原作をもとに、最後の特攻兵器に乗り込んだ若者とその恋人の果てなき想いを描く感動巨編。 人間魚雷「回天(かいてん)」。太平洋戦争末期、発射と同時に死を約束される極秘作戦が展開されていた。ひじの故障のために、期待された大学野球を棒に振った甲子園優勝投手・並木浩二は、なぜ自ら回天への搭乗を志願したのか。横山秀夫の原作をもとに、最後の特攻兵器に乗り込んだ若者とその恋人の果てなき想いを描く感動巨編。ほか、酒蔵を舞台に戦時下の純愛を描いた「愛していると告ってくれ」も同時収録。