リトル・バイ・リトル
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高校生作家の芥川賞候補作 少しずつ、少しずつ、歩いていこう。 楽しいことも悲しいことも、みんな大切な家族の時間とひらかれてゆく青春の息吹。

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リトル・バイ・リトル
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リトル・バイ・リトル

発売日:2006年01月13日

ふみは高校を卒業してから、アルバイトをして過ごす日々。家族は、母、小学校2年生の異父妹の女3人。習字の先生の柳さん、母に紹介されたボーイフレンドの周、2番目の父――。「家族」を軸にした人々とのふれあいのなかで、わずかずつ輪郭を帯びてゆく青春を描いた、第25回野間文芸新人賞受賞作。 第25回野間文芸新人賞受賞作品 わずかずつ、かすかな輪郭を帯びてゆく日々。 あれから私はどれくらい成長したのだろうとふいに疑わしい気持ちになって、その後にゆっくりと不安が押し寄せてきた。あのときよりも、もっとずっと前から時間の止まっている場所が自分の中にあるような気がした。 ふみは高校を卒業してから、アルバイトをして過ごす日々。家族は、母、小学校2年生の異父妹の女3人。習字の先生の柳さん、母に紹介されたボーイフレンドの周、2番目の父――。「家族」を軸にした人々とのふれあいのなかで、わずかずつ輪郭を帯びてゆく青春を描いた、第25回野間文芸新人賞受賞作。

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