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江戸三国志
エド/サンゴクシ
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尾州徳川家の7男坊万太郎の邸から、将軍家拝領の鬼女面をまんまと盗み出したのは、大盗日本左衛門。面箱の底には“御成敗(おしおき)ばてれん口書(くちがき)”も隠されていた。その口書によると、日本で客死した羅馬(ローマ)の貴族ピオの遺品“夜光珠の短剣”には、莫大な富と名誉が秘められているという。その行方をめぐり、万太郎と近侍の相良金吾、ころび伴天連(バテレン)の娘お蝶、丹頂のお粂などが入り乱れる伝奇ロマン。
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最新刊情報
江戸三国志(三)
発売日:1990年04月03日
将軍家拝領の鬼女面は、高麗村の怪童次郎によって、江戸表の尾州家へ届けられた。残る夜光珠の短剣の行方をめぐって、徳川万太郎、日本左衛門、奥秩父切支丹谷の住人たちの死闘がつづき、狛家の千蛾老人は日本左衛門の邪刀に什れる。ピオの血筋を引くお蝶の数奇な運命、金吾と日本左衛門の江戸城での最後の対決……奇想天外な展開をつづけた一大伝奇ロマンも、ここに大団円!