クレムリン(1)
電子あり 完結

クレムリン

クレムリン

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日本のどこかの道ばたにロシアンブルーがすてられていました。出会いをまちわびるうち、捨て猫は三びきにふえていました。だれも彼らをひろってくれません。ところが神様は猫たちを決してみすてませんでした。猫耳の帽子をかぶった無気力で無表情でブラブラしている若者が、三びきの新しい同居人、あるいはお父さんとなったのです。若者の名前は却津山春雄(きゃつやまはるお)、通称・キャッツ。捨て猫たちと若者の熱い友情がきっとみなさんの胸をうつことでしょう。ご家族そろってどうぞ『クレムリン』を応援してください。 大学生という名の無職・却津山春雄(きゃっつやまはるお)は道ばたに捨てられていたロシアンブルーを無慈悲にも黙殺するが,小さな命は『南極物語』のタロ・ジロさながらにたくましく一冬を耐え抜いたのであった。却津山は猫三匹との同居を決意。強くしたたかに生きてほしいとの願いを込め,歴史上の英雄にあやかり、総称「関羽」と命名する。度重なる挫折のために深く絶望した却津山の魂は少しずつ癒され……。

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クレムリン(7)<完>
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クレムリン(7)<完>

発売日:2013年02月22日

『クレムリン』、「とりあえず」モーニング本誌および月刊モーニング・ツーで連載終了。しかし『クレムリン』の未来はここからだニャ!!。。 *一切の心を失くした学生ニート・却津山春雄が道を歩いていると、ロシアンブルーが捨てられていた。しかし却津山はとりあえず見て見ぬフリを続け一年が経った。すると、ロシアンブルーは3匹に増えており、さらに3匹ともが自らの名を「関羽」と名乗ったのだった。

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