アルコール依存症から抜け出す本
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アルコール依存症から抜け出す本

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ひと目でわかるイラスト図解 《講談社 健康ライブラリーイラスト版》 【酒ぐせの悪さ? どこまで飲むと依存症?】 アルコール依存症の疑いのある人は440万人以上。 一般の大酒飲みとは異なり、専門家の手を借りなければ治らない。 本書ではその特徴的な症状や治療法から相談先、医療機関までを詳説。 患者家族に役立つ一冊。全国厳選127医療機関リスト付き。 (まえがきから) アルコール依存症から抜け出すためには、まず問題を家庭内に閉じ込めないことが大切です。 依存症者本人は、症状を軽視したり否認したりしがちで、周囲から問題を指摘されても、なかなか問題意識がもてません。家族もまた、問題に気づいても、第三者に相談することを躊躇し、自分たちだけで解決しようとする傾向があります。 しかし、そうして問題を抱えたまま家庭に閉じこもると、状況は悪化していきます。アルコール依存症は、専門家の手を借りなければ、なかなか治らない病気です。専門家に相談して、適切な治療を受けることが必要です。 【本書のおもな内容】 《第1章 どこまで飲むと、依存症なのか》 【軽度の依存】Aさん/しばしば悪酔いして記憶を失う          Bさん/肝機能の数値が悪くなって病院へ 【依存症】Cさん/思っていたより大量に飲んでしまう       Dさん/依存症と摂食障害を併発した女性       Eさん/家庭の不和と飲酒が複雑にからみ合う       Fさん/定年後に自由をもてあまし、酒びたりに 【重度の依存症】Gさん/内臓に障害が起き、命に関わるほどに 《第2章 依存症は酒ぐせではなく病気》 アルコール依存症とは 診断基準 診断の補助 特徴的な症状 関連する症状 《第3章 困ったら、どこに相談するか》 相談する 相談窓口 家族ができること 《第4章 精神療法や薬物療法を受ける》 治療の基本 解毒期の治療 リハビリ期の治療 アフターケア 家族ができること 《アルコール依存症の治療が受けられる医療機関全国版リスト》

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新版 アルコール依存症から抜け出す本
最新刊情報

新版 アルコール依存症から抜け出す本

発売日:2018年08月23日

アルコール依存症の治療法が近年、大きく刷新されている。酒を一滴も飲まない「断酒」に軽症の人向けの「減酒」が加わったことで、様々な状態の人が自分にあった治療法を選び、依存症からの回復と再発予防にとりくむことができるようになった。本書は、そうした依存症の最新治療と基礎知識がわかる一冊。当事者本人だけでなく、困っている家族の助けになる情報が満載。必要な治療法と入院・通院期間が調べられる簡単チャート付き。 ひと目でわかるイラスト図解 《講談社 健康ライブラリーイラスト版》 【酒ぐせの悪さ? どこまで飲むと依存症?】 アルコール依存症の人には、お酒関連の問題を否認する傾向があります。また、依存症の治療では断酒が重要ですが、それを知って本人が治療を拒むことがあります。治療目標が本人にとって高すぎて問題になっています。その結果、依存症にもかかわらず、治療していないという事態になるのです。そこで近年、アルコール依存症の医療が見直されています。 治療の基本は昔も今も「入院」し「断酒」することです。しかし最近では「通院」で「減酒」することからはじめるケースもあります。患者さんが「ドロップアウト」することを防ぐために、より多様な治療が展開されているのです。アルコール依存症の治療はけっして難しいものではありません。軽症の人から重症の人まで、それぞれに合った治し方があります。 本書では、そうしたアルコール依存症の最新治療と基礎知識を1 冊にまとめました。さらに問題や症状から相談窓口が探せるチャートや、必要な治療法と入院・通院期間が調べられるチャートも掲載するなど、患者さんご本人とご家族に向けて、治療への一歩を踏み出すための情報が満載です。 *本書は同シリーズ『アルコール依存症から抜け出す本』(2011 年刊行)の新版です。 【本書の内容構成】 第1章 どこまで飲むと、アルコール依存症なのか 第2章 依存症は酒ぐせではなく、治療の必要な病気 第3章 家族だけで対処せず、病院などへ相談する 第4章 断酒・減酒をめざして、治療を受ける 【主なポイント】 *アルコール依存症とは、飲み方を自分ではコントロールできない状態 *朝から晩まで、絶え間なく「連続飲酒」をする *飲まないと体の震えや幻覚などの「離脱症状」が出る *明らかに飲みすぎているのに、それを「否認」する *依存度を簡易的に確認できるAUDIT(オーディット) *家族だけでは対応しきれない、相談の仕方と窓口の探し方 *基本的な治療は入院だが、通院で治せる場合もある *軽症の人向け「減酒外来」もできている *欲求を軽減させる薬の選択肢が増えている

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