
うつ病をなおす
ウツビョウヲナオス
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分かってきたことは、うつ病の本質は絶望にあるのではないことである。絶望は病気ゆえに感じる「症状」であって、症状である以上、医学的な治療が解決の切り札になる。そしてまた、うつ病の治療態勢はここ10年で見違えるほど整備されてきているのだ――<本文より>(講談社現代新書) もっとも信頼される名医が教える最新治療法。うつ病の治療体制はこの10年で目覚ましく進歩した。さまざまなケーススタディを基に、うつ病の種類・治療薬・病気のメカニズム・性格改善法をやさしく教える。
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新版 うつ病をなおす
発売日:2017年02月15日
旧版の刊行から12年。うつ病に関する研究および治療は大きな発展を遂げました。本書は、旧版では取り扱われなかった「現代うつ病」「双極性障害との違い」「適応障害」「老年うつ病」などといった、最新知見を取り入れてアップデート。もっとも信頼される名医が回復法を紹介します。 もっとも信頼される名医によって体系的に治療法が書かれた旧版は、版を重ねて現在13刷になります。 しかし、うつ病に関する研究や治療法はこの10年で大きな変化を遂げました。 この新版では、あらたに登場した「現代うつ病」の治療法や、元は一緒にされてしまっていた「双極性障害との治療法の違い」、患者数が増加している「適応障害」についても述べます。 うつ病の最新知見を盛り込み、その実際の治療をわかりやすく教える一冊。 <主な内容> プロローグ 新版の刊行にあたって 1章 うつ病の症状と診断 2章 メランコリー型うつ病 3章 現代うつ病 4章 特殊なタイプのうつ病 5章 うつ病との鑑別が必要な病気 6章 うつ病の治療メニュー 7章 うつ病にかからないための考え方改造法 8章 うつ病はなぜ生じるのか おわりに