お狂言師歌吉うきよ暦
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お狂言師歌吉うきよ暦

オ"キョウゲンシウタキチウキヨゴヨミレキコヨミ

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そんなお役が務まるでしょうか……。 小町娘が踊りに一生を捧げ、独り身で生きていく覚悟を決めた時、公儀陰謀の影が迫り、運命が変わっていく。 「あたしも一座に」――歌吉、こと中橋広小路の駕籠屋赤松の娘・お吉は、踊りの師匠・水木歌仙率いるお狂言師一座に加えてもらうことになった。お狂言師は、大名家の奥向きにあがって狂言や踊りをご覧に入れる。胸の高鳴るような話の直後、事件は起きた。これからは、歌吉の名を立てて、生きていかなければならない。そんな折、歌吉は、何者かに連れ去られる……。 直木賞作家が放つ長編時代小説。

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お狂言師歌吉うきよ暦
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お狂言師歌吉うきよ暦

発売日:2008年12月12日

路考(ろこう)お粂(くめ)と謳(うた)われた水木歌仙の下で踊 りの稽古に励むお吉。十三で「歌吉」の名をいただいて5年、ようやく大名家の奥向きで踊りを披露するお狂言師の一座に加えてもらえることになった矢先、嫉妬した相弟子に小鋸(このこ)で頬に一生消えない傷をつけられる。そんな折、公儀の隠密より姉弟子を探れという密命が……。

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