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苦笑、失笑、嘲笑、哄笑―― 世の中、笑い事ではないけれど。 言葉、政治、社会、文化……思いを書き綴った徒然の記。 最初の外国語が人間を規定してしまうなら、今後は小学生諸君に、日本語をあたかも外国語のように、きちんとしっかり教えたらどんなものだろう。そしたら日本にたいしてもっと愛着を持ってくれるかもしれぬ。――「初めての外国語」 「エンタメ投資」という新しい金融商品が発売された。うちの劇団でもさっそくこの制度を研究したが、「映画、演劇の私募債については、発行の時点で必ず脚本の完成稿ができていることを必須の条件とする」。わたしはしばらく公演証券化の成り行きを静観することにした。――「後援者募集」 おまえはあいかわらず理想論ばかり云うと、叱られるだろうが、理想とは課題のことだ。わたしたちはまだすっかり課題を果たしたとはいえない。――「はず、はず、はず……」

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ふふふ
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発売日:2009年01月15日

苦笑、失笑、嘲笑、哄笑――。世の中、笑い事ではないけれど、ぐるっと見回せばあちこちにつつきどころがあふれんばかり。言葉のもつ面白さ、政治と社会への溜め息、文化が受け継いで来たぬくもり……。シニカルながら温かい、著者ならではの視点が光る! 日々の思いを綴った現代版『徒然草』的エッセイ集。(講談社文庫) 世の中を、嘲いに嗤って笑い倒す当世の『徒然草』 苦笑、失笑、嘲笑、哄笑――。世の中、笑い事ではないけれど、ぐるっと見回せばあちこちにつつきどころがあふれんばかり。言葉のもつ面白さ、政治と社会への溜め息、文化が受け継いで来たぬくもり……。シニカルながら温かい、著者ならではの視点が光る! 日々の思いを綴った現代版『徒然草』的エッセイ集。

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