
ムーミン谷の彗星
ムーミンダニノスイセイタニ
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長い尾をひいた彗星が地球にむかってくるというのでムーミン谷は大さわぎ。ムーミントロールは仲よしのスニフと遠くの天文台に彗星を調べに出発し、スナフキンや可憐なスノークのお嬢さんと友達になるが、やがて火の玉のような彗星が……。国際アンデルセン大賞受賞作家ヤンソンの愛着深いファンタジー。
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![ムーミン谷の彗星 [新版]](https://dvs-cover.kodansha.co.jp/0000412505/3vn3Z65YbdbOBKBdFOGETkvYaNHZWWfpwLTCOt7Q.jpg)
ムーミン谷の彗星 [新版]
05月15日発売予定
発売日:2025年05月15日
暑い夏の日、赤く長いしっぽを光らせた彗星が地球に向かって進んできます。 このままでは、地球がこなごなになってしまうかもしれません。 ムーミントロールと友だちのスニフは、この危険な星について調べるため、たったふたりで遠い天文台へと出かけることになりました。 スナフキンやスノークのおじょうさんと知り合い、友だちになる間にも、ぐんぐん彗星は近づいてきて……。 ムーミンの物語は全部で9冊あります。この『ムーミン谷の彗星(原題 KOMETEN KOMMER)』は、幻の第1作『小さなトロールと大きな洪水』が発表されるまでの長い間、第1作とされていたものです。国際アンデルセン賞作家であるトーべ・ヤンソンが何度も推敲し、書き直した、愛着深い1冊でもあります。 ながく愛読されてきた児童向けのハードカバー版「ムーミン童話集」(1990年初版)の改訂版「ムーミン全集[新版]」が2019年に刊行されました。「おなべ」を「パンケーキ用フライパン」、「さかずき」を「カップ」、「レモン水」を「レモネード」にするなど、いまの言葉にあわせた、より読みやすいムーミンの物語になりました。 講談社文庫では、1978年からムーミンの物語をご紹介してきました。2025年の今年、小説ムーミン誕生80周年記念として、講談社文庫版も[新版]となりました。トーベの手になる82点もの挿絵とともに、ムーミンの物語をお楽しみください。 《収録》 解説……下村隆一 附記……山室 静 ムーミン谷の魅力 1『ムーミン谷の彗星』風変わりでも、かまわない……冨原 眞弓 *中学生以上漢字にふりがな *この本は『ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星』(2019年講談社刊)の文字づかい等を改めたものです。