
医者の言いなりにならない「がん患者学」
イシャノイイナリニナラナイガンカンジャガク
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誤った「常識」があなたを「がん難民」にする! 表面に見える「治療成績」で病院を選んでいないか 「余命」マニュアルに沿って宣告しているだけの「余命」とは!? がん患者のあなたの名前を忘れる主治医はいい加減なのか? 抗がん剤はがん細胞を殺すが、増殖を抑えることはできない 専門外には思いのほか疎い「専門医」。氾濫する情報に惑わされずに病と向き合うには 優秀だと言われる医師ほど、専門分野に特化しています。逆に言えば、専門以外の分野では、極めて素人である場合が多いのです。したがって、「がん専門医」が書いた「がんの本」でも、その医師が担当する分野が何かを見極めてから、内容を判断することが必要です。 「インフォームド・コンセント」という言葉が一般的になったように、医師は患者に正確に現状を報告し、患者さんの意思を確認して治療に入ります。そのため、最終的には、治療の選択は患者さん自身にかかってくるのです。 医師や科学者と患者さんの間には、厳然とした言葉の壁が存在し、医師や科学者のほとんどは、基礎知識のない患者さんとは「通訳」を介さずには会話ができません。多くの患者さんは「理解している」のではなく、「受け入れて信じている」のです。「サイエンスライター」としての私の役割は、この間の「通訳」に他なりません。 ●患者会の存在は何を求めるものか ●早期がんと進行がんは紙一重 ●患者は医師を選べない ●患者と医師の「思いの食い違い」 ●セカンドオピニオンは専門医に ●標準治療でどこまで治せる ●医療格差を生む自由診療の医療費 ●抗がん剤はなぜ効かなくなるのか ●「元気ながん難民」って? ●科学の進歩に合っていない治験
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医者の言いなりにならない「がん患者学」
発売日:2011年08月19日
誤った「常識」があなたを「がん難民」にする! 表面に見える「治療成績」で病院を選んでいないか 「余命」マニュアルに沿って宣告しているだけの「余命」とは!? がん患者のあなたの名前を忘れる主治医はいい加減なのか? 抗がん剤はがん細胞を殺すが、増殖を抑えることはできない 専門外には思いのほか疎い「専門医」。氾濫する情報に惑わされずに病と向き合うには 優秀だと言われる医師ほど、専門分野に特化しています。逆に言えば、専門以外の分野では、極めて素人である場合が多いのです。したがって、「がん専門医」が書いた「がんの本」でも、その医師が担当する分野が何かを見極めてから、内容を判断することが必要です。 「インフォームド・コンセント」という言葉が一般的になったように、医師は患者に正確に現状を報告し、患者さんの意思を確認して治療に入ります。そのため、最終的には、治療の選択は患者さん自身にかかってくるのです。 医師や科学者と患者さんの間には、厳然とした言葉の壁が存在し、医師や科学者のほとんどは、基礎知識のない患者さんとは「通訳」を介さずには会話ができません。多くの患者さんは「理解している」のではなく、「受け入れて信じている」のです。「サイエンスライター」としての私の役割は、この間の「通訳」に他なりません。 ●患者会の存在は何を求めるものか ●早期がんと進行がんは紙一重 ●患者は医師を選べない ●患者と医師の「思いの食い違い」 ●セカンドオピニオンは専門医に ●標準治療でどこまで治せる ●医療格差を生む自由診療の医療費 ●抗がん剤はなぜ効かなくなるのか ●「元気ながん難民」って? ●科学の進歩に合っていない治験