横山まさみち　坂本龍馬

幕末のリ－ダ－・龍馬の人間的魅力を活写。雲龍奔馬の化身・龍馬は、江戸・千葉道場で北辰流の免許皆伝。黒船騒動・井伊大老暗殺事件と日本中が騒然とする中、多感な龍馬も攘夷か開国か、心は揺れ動く。

最新刊情報

龍馬　－凶刃暗殺の章－アンコール刊行

発売日：2010年01月13日

山岡荘八の原作を横山まさみちが作画した快作。天保６（１８３５）年１１月、土佐で生まれた龍馬は、日本一の剣客を目ざして江戸に上る。ペリーの黒船来航や井伊大老暗殺など日本中が騒然とする中で脱藩、後に江戸で幕府軍艦奉行・勝海舟に、新風を受けて開眼！　維新への道が急展開する世情をうけて「日本はひとつに」という大きな視点に立った龍馬は、薩長連合、亀山社中（のちの海援隊）を結成し、船中八策（せんちゅうはっさく）を考案。しかし、志なかばにして京都近江屋で暗殺された。維新の朝を迎えることなく散った３３歳。

日本に開国を迫る諸外国蒸気船。寺田屋事件・蛤御門（はまぐりごもん）の変を経て、維新への道が拍車をかけて展開。愛する佐那（さな）、お龍（りょう）……そして神州日本のゆくえを案じ、「日本はひとつに」という大きな視点に立った龍馬は、薩長の連合、亀山社中（のちの海援隊）を結成し、船中八策（せんちゅうはっさく）を考案。しかし、志なかばにして京都近江屋で暗殺された。維新の朝を迎えることなく散った３３歳。