獅子の血戦(上)

獅子の血戦

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アサド・ハリール――<獅子>の異名をとるリビア人テロリスト。かつて300人ものジェット機乗員・乗客などを殺した冷酷無慈悲な殺戮マシーンが、再びアメリカの地を踏んだ。3年前に果たせなかった“血讐”を遂げ、憎むべき仇敵ジョン・コーリーをこの世から葬り去らんがために! 私の名はジョン・コーリー。アメリカ、連邦テロリスト対策特別機動隊(ATTF)の捜査官だ。以前はニューヨーク市警で殺人課の刑事をつとめていたが、障害年金をもらう身になって退職し――どうしてそうなったのかはシリーズの既刊をご一読願いたい――その後、連邦政府と契約して、ここの捜査官となった。 世界を揺るがすテロの実行犯、アサド・ハリールや、その仲間たちがあらたなことをおこすことがないか、容疑者になりそうな人間はいないのか。それを嗅ぎまわるのが仕事のひとつだ。ハリールにはかつて命を奪われそうになった経験があり、かつ彼の目的を阻止した経験もある。ハリールがわたしのことをうらんでいることは間違いがないだろう。そして休日には公私共にパートナーであるケイトとともに過ごす。そうこのスカイダイビングの計画も、大切な休日のひとつだったが――。 ハリールが企てているのは、かつて計画を阻止しようとしたわれわれの仲間全員の死と、さらなるテロなのか?

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獅子の血戦(下)
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獅子の血戦(下)

発売日:2012年07月13日

最強にして天才のテロリスト、ハリールは疾風の如き勢いで“標的”を次々狩っていき、捜査陣を翻弄する。対するジョンも宿敵と雌雄を決さんがため捨て身の戦法に売って出た。大都会NYという闘技場に迫る最終ゲーム。だが誰一人知る由もなかった――ハリールは全米を震撼させる恐るべき密命を帯びていたのだ! 「あの男は完全無欠の殺人機械だ。きょう殺さなかった相手は、あしたになれば確実に殺すよ」 最強にして天才テロリスト、ハリールは疾風の如き勢いで“標的”を次々狩っていき、捜査陣を翻弄する。対するジョンも宿敵と雌雄を決さんがため捨て身の戦法に売って出た。大都会NYという闘技場に迫る最終ゲーム。だが誰一人知る由もなかった――ハリールは全米を震撼させる恐るべき密命を帯びていたのだ! 『王者のゲーム』で世界に衝撃を与えたコーリーシリーズの最高傑作。 ページターナーの王者、デミルの筆が走る。必読!

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