
図説 認知症高齢者の心がわかる本
ズセツニンチショウコウレイシャノココロガワカルホン
マイページに作品情報をお届け!
認知症には、症状の進行につれて変化する4つの心のステージがあった! 認知症に特有の問題行動は、家族や医療・介護従事者にとって悩みの種です。しかし、本書を読めば、患者の心理の変化がわかり、対応策がきっと見つかります! すぐに使える「心のステージチェック」と「ケーススタディ別対応集」付き 心のステージ1……とまどい・不安の時期 なにかおかしい、自分が自分でなくなっていくという不安におびえ、とまどい、逃れようとする 心のステージ2……否認・怒りの時期 「こんなはずじゃない!」という否認と、ないがしろにされているという思いこみで、周囲に怒りをぶつけがちになる 心のステージ3……焦り・抑うつの時期 自分の状態を半分認め、そこから抜け出せないことに焦り、ふさぎこみ、妄想を抱くことで自分と折り合いをつけようとする 心のステージ4……無欲・安穏の時期 感情は落ち着いておだやかになり、うれしいこと、楽しいこと、心地よいことがあると、それを感じとって体調もよくなる
TOPICS

チェックリスト式 認知症高齢者の心がわかる本
発売日:2022年10月19日
◎8枚のチェックリストで、認知症の人の「今の心の状態」がわかる! ◎独自のモデルで、この先、認知症の人の心がどう変化するか見通せる! 認知症の人の「心」がわかる! 心に寄り添う適切な「向き合い方」もわかる! 介護に携わっているすべての人におすすめしたい認知症ケアの本がここに。 認知症の人の心の底には必ず「不安」があります。 その不安に気づき、本人が抱えている不安の大きさに合わせた接し方をすること。 それが認知症ケアのコツです。 半世紀をこえる認知症診療の経験から、著者はつぎの2つのことに気づきました。 ★認知症の人の心の移り変わりは、「4段階のモデル」でとらえることができる! ★どの段階にあるかは、その人の言動をチェックしスコア化すれば見当がつく! 認知症の人の心は、その人が亡くなるまでの間に 次のように変化していきます。 (1)「とまどい・不安の時期」 ↓ (2)「否認・怒りの時期」 ↓ (3)「焦り・抑うつの時期」 ↓ (4)「無欲・安穏の時期」 その高齢者がどのステージにいるかがわかれば、適切な関わり方は見えてきます。 本書では、高齢者の心のステージを特定するための独自のチェックリストを公開するとともに、 心の状態に応じた、落ち着いてもらえる48の接し方を詳しく紹介します。 家庭で、介護現場で多くの人に愛用された『図説 認知症高齢者の心がわかる本』を 全面的に刷新した最新版がついに登場。ぜひ現場で役立ててください。 ★著者紹介★ 平沢スリープ・メンタルクリニック院長、精神科医(医学博士)。1949年、東京都生まれ。徳島大学医学部を卒業後、東京都養育院附属病院(現・東京都健康長寿医療センター)精神科勤務、米国留学などを経て、2001年に平沢記念病院を開設し院長に就任。2016年より現職。約50年にわたる認知症診療の経験を活かし、「所沢認知症ネットワーク」の設立に尽力するなど地域活動にも取り組んでいる。