双極性障害(躁うつ病)のことがよくわかる本
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双極性障害(躁うつ病)のことがよくわかる本

ソウキョクセイショウガイソウウツビョウノコトガヨクワカルホン

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ひと目でわかるイラスト図解 《講談社 健康ライブラリーイラスト版》 【「躁うつ病」は「うつ病」の薬では治らない】 家族や財産など、失うものが大きい双極性障害(躁うつ病)。しかし、その実情は正しく理解されていません。本書では、症状から治療法までくわしく図解。併せて自己診断法も紹介します。 《躁とうつが入れ替わりあらわれる心の病》 【ケース1】買い物が止められず、自己破産に 【ケース2】実現不可能な計画を次々と立ち上げる 【ケース3】うつから一転。暴言が止まらない 【症状】「最高」から「最低」へ気分が激変する 【躁症状】気分が高揚し、万能感に満ちあふれる 【うつ症状】エネルギーが枯渇し、気分が落ち込む 【影響】社会的、人間関係的な損失が大きい 【家族】たいへんなのは、むしろ「躁」のとき 【合併症】合併しやすい心の病気は多岐にわたる 《大きく分けて三つのタイプがある》 【1型】躁とうつが同程度にあらわれる 【2型】躁が軽いのでうつ病と間違えやすい 【気分循環症】軽い躁と軽いうつをくり返す 《発病の原因やきっかけは、単純ではない》 【原因】/【誘因】/【発病のしくみ】/【病前性格】/【薬】/【季節】 《薬物療法と認知療法を中心に》 【薬物療法】/【通電療法】/【磁気療法】/【精神療法】/【認知療法】 《日常のなかで本人や周囲ができること》 【本人】/【本人・周囲】/【周囲】

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新版 双極性障害のことがよくわかる本
最新刊情報

新版 双極性障害のことがよくわかる本

発売日:2017年06月14日

双極性障害は、躁とうつが入れ替わり現れる心の病気。うつ症状の時に受診するとうつ病と診断され、正しい診断まで時間がかかる。なかなか改善しないうつ病はじつは、双極性障害だったということも。また、躁状態では本人に病識がなく、そのまま突っ走ると仕事、人間関係、財産など、多くの大切なものを失う。診断の難しさと正しい見極め方、新薬など最新の情報を盛り込み、正しい知識で双極性障害をイラスト図解した一冊。 ひと目でわかるイラスト図解 《講談社 健康ライブラリーイラスト版》 【「最高」から「最低」へ気分が激変! うつ病とはどう違う?】 双極性障害は、躁とうつが入れ替わり現れる心の病気です。 うつ症状の時に受診するとうつ病と診断されることが多く、正しい診断まで時間がかかります。うつ病と同じ種類の病気とされてきましたが、うつ病に効く薬は、双極性障害では症状を悪化させることもあります。そのため、なかなか改善しないうつ病はじつは、双極性障害だったということもあります。また、躁状態のときには、本人に病識がなく、そのまま突っ走ると仕事、人間関係、財産など、多くの大切なものを失ってしまいます。 発病は全年齢にわたりますが若い世代に多く、双極性障害の特徴の一つに衝動性があるため、ADHD(発達障害)と誤診も合併もしやすいという問題もあります。本書は双極性障害の原因、診断の難しさと正しい見極め方、新薬など最新の情報を盛り込み、わかりやすく解説した一冊です。 【本書のポイント】 *双極性障害はうつ病と似ているが別の病気 *初診時にうつ状態で受診した場合、うつ病と診断されることが多い *治らないうつ病は、双極性障害の可能性も *双極性障害のうつ状態は、うつ病とは薬が違う *うつ病の薬の副作用で躁状態になることも(躁転) *躁状態は絶好調、陽気な性格にもみえ、病気かもしれないと気づきにくい *躁状態では、家族や周囲を巻き込んでトラブルを起こすことが多い *発病は若い世代に多く、発達障害のADHDと合併も誤診もしやすい *病的な躁か、うつか自己診断ができるチェックシート付き 【本書の構成】 第1章 躁とうつが入れ替わりあらわれる 第2章 大きくみると二つのタイプがある 第3章 発病の原因やきっかけは、単純ではない 第4章 薬物療法と認知療法を中心に 第5章 日常のなかで本人や周囲ができること

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