続日本紀(上) 全現代語訳

続日本紀

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『続日本紀』は、『日本書紀』に次ぐ勅撰史書である。古代史研究に不可欠の重要史料でありながら、記紀のように詳細な解説がなされなかった40巻全篇に現代語訳を試みたのが本書である。上巻は、文武元年から天平14年までの14巻を収める。大宝律令制定・平城遷都という統一国家確立に至る表舞台を軸に、藤原氏の台頭・大仏建立などの史実が庶民の姿を交じえて語られる。古代史新発見に必読の書。

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続日本紀(下) 全現代語訳
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続日本紀(下) 全現代語訳

発売日:1995年11月06日

本書は『続日本紀』全四十巻のうち神護景雲3年から延暦10年までの11巻を収める。平城京は終焉を迎え、都は長岡京へと遷る。皇位継承を巡る政争の中、皇統は天武系から天智系へと交替、時代は新たな転換期に入った。旧仏教勢力の抑制・蝦夷征討など、桓武による平安律令制への歩みはいかに運ばれたか。詔勅から些末な日常に亘る詳細な史録が語る古代史研究に必携の重要史料、待望の最終巻成る。

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