歎異抄
電子あり 完結

歎異抄

タンニショウ

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悪人正機説や他力本願で知られる真宗の開祖・親鸞。危険思想視され烈しい弾圧にあいながらも、人々に受け入れられていった、その教えの本質とは何か。師の苦悩と信仰の極みを弟子の唯円が綴った聖典に詳細な語釈、現代語訳、丁寧な解説をほどこした。日本人の「こころ」を追究する著者の手でよみがえる流麗な文章に秘められた生命への深い思想性。 梅原学が探る日本人の「こころ」 親鸞の苦悩と信仰の極み 悪人正機説や他力本願で知られる真宗の開祖・親鸞。危険思想視され烈しい弾圧にあいながらも、人々に受け入れられていった、その教えの本質とは何か。師の苦悩と信仰の極みを弟子の唯円が綴った聖典に詳細な語釈、現代語訳、丁寧な解説をほどこした。日本人の「こころ」を追究する著者の手でよみがえる流麗な文章に秘められた生命への深い思想性。 ●大きな文字で読みやすい

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歎異抄
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歎異抄

発売日:2018年04月11日

師・親鸞の教えを聞き書きし『歎異抄』をまとめた唯円。 末法思想に包まれた千二百年代の日本。貧しさ故に悪に染まり、悪行三昧を尽くす駄馬丸。家族を助けるために男に身を任すもみじ。仏の真の教えを学ぼうと苦悶する雑念房。さまざまな人間模様とともに、ただただ阿弥陀の言葉を伝えようと、縦横無尽に巡る元気坊主・唯円の活躍を描く! 親鸞の有名な言葉「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」の深い深い意味に、あらためて耳を傾けよう! 〈目次〉 プロローグ 第1章 阿弥陀の誓願 第2章 悪人正機 第3章 真の極楽・仮の極楽 第4章 「本願ぼこり」と偽善者 エピローグ 師・親鸞の教えを聞き書きし『歎異抄』をまとめた唯円。末法思想に包まれた千二百年代の日本を、ただただ阿弥陀の言葉を伝えるために、縦横無尽に巡る元気坊主・唯円の活躍を楽しみつつ、親鸞の有名な言葉「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」の深い深い意味に、あらためて耳を傾けよう!

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