団塊ジュニアのカリスマに「ジャンプ」で好きな漫画を聞きに行ってみた
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団塊ジュニアのカリスマに「ジャンプ」で好きな漫画を聞きに

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ザクとうふを100万個売った男、ネット野菜販売のトップ、Yahoo!副社長、世界チャンプのトレーナー、透明マントの開発者、自殺者を激減させたNPO代表、脱原発の道をゆく俳優、日本を変える人材を生む元官僚。人生を濃厚に生きる同世代に、同世代の著者が「人生の支え」を訊く。返ってきた答えに共通するのは「ジャンプ」だった――。古市憲寿、畑野智美ら後発世代も激賞のオンリーワン・ノンフィクション。 後続世代も激賞、同世代が同世代に挑むオンリーワン・ノンフィクション! 『ハイスクール!奇面組』を読んで育ち、『のだめカンタービレ』に励まされて小説家になりました。 漫画を読んで成長したのは同じでも、団塊ジュニアの方達のような強さが私にはありません。 日曜日は休みます!! 畑野智美(小説家、1979年生まれ) 戦争ではなくて漫画。それが団塊ジュニアの共通体験。 もはや、漫画さえも共通体験にならない僕から見ると、うらやましい。 古市憲寿(社会学者、1985年生まれ) 1971年~1974年生まれ、人数だけは多いがバブルの波にも乗れず、不況を体現しているような団塊ジュニア世代。 彼らは社会構造の変化、世界の流れ、政治、経済の流れに濁流のように飲み込まれてきた。 だが、本書で扱う人たちは時に流れに立ち向かい、時に受け流し、時に溺れ、それぞれの道に足跡を残してきた。 一方、1973年生まれの筆者は辛いとき、あるいは決断を迫られたとき何を支えにしていたか。筆者および周辺で、圧倒的に出てくるのが「ジャンプ」の漫画であった。 世代共通のバックボーンとして、80年代に部数を300万部から500万部に伸ばし、まさにこの世代のバイブルとなった「少年ジャンプ」があることは間違いない。 ならば、元気な団塊ジュニアの成功の裏に実は「ジャンプ」の影響があるのかもしれない。 あの決断の背景にあの主人公の言葉があったのかもしれない。 40年も生きれば、成功もあれば失敗もある。 そのうえで「いま」をどう生き抜こうとしているのか。 その個人がどう生きてきたのか。本書はそこに着目する。 厳しい雇用状況で皆が安定志向に突き進むなか、あえて違う道、厳しい道を選んだ人を醸造したサブカルやデバイスは何か。 驚くほど率直に答えてくれた彼らを通して「生きる姿勢」を伝えていきたい。 子どもの時分に読んでいた漫画のように明るい未来は描けないかもしれない。 それでも明日を前向きに生きて行こう、と感じられることは伝えたい。

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団塊ジュニアのカリスマに「ジャンプ」で好きな漫画を聞きに行ってみた
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団塊ジュニアのカリスマに「ジャンプ」で好きな漫画を聞きに行ってみた

発売日:2013年05月17日

ザクとうふを100万個売った男、ネット野菜販売のトップ、Yahoo!副社長、世界チャンプのトレーナー、透明マントの開発者、自殺者を激減させたNPO代表、脱原発の道をゆく俳優、日本を変える人材を生む元官僚。人生を濃厚に生きる同世代に、同世代の著者が「人生の支え」を訊く。返ってきた答えに共通するのは「ジャンプ」だった――。古市憲寿、畑野智美ら後発世代も激賞のオンリーワン・ノンフィクション。 後続世代も激賞、同世代が同世代に挑むオンリーワン・ノンフィクション! 『ハイスクール!奇面組』を読んで育ち、『のだめカンタービレ』に励まされて小説家になりました。 漫画を読んで成長したのは同じでも、団塊ジュニアの方達のような強さが私にはありません。 日曜日は休みます!! 畑野智美(小説家、1979年生まれ) 戦争ではなくて漫画。それが団塊ジュニアの共通体験。 もはや、漫画さえも共通体験にならない僕から見ると、うらやましい。 古市憲寿(社会学者、1985年生まれ) 1971年~1974年生まれ、人数だけは多いがバブルの波にも乗れず、不況を体現しているような団塊ジュニア世代。 彼らは社会構造の変化、世界の流れ、政治、経済の流れに濁流のように飲み込まれてきた。 だが、本書で扱う人たちは時に流れに立ち向かい、時に受け流し、時に溺れ、それぞれの道に足跡を残してきた。 一方、1973年生まれの筆者は辛いとき、あるいは決断を迫られたとき何を支えにしていたか。筆者および周辺で、圧倒的に出てくるのが「ジャンプ」の漫画であった。 世代共通のバックボーンとして、80年代に部数を300万部から500万部に伸ばし、まさにこの世代のバイブルとなった「少年ジャンプ」があることは間違いない。 ならば、元気な団塊ジュニアの成功の裏に実は「ジャンプ」の影響があるのかもしれない。 あの決断の背景にあの主人公の言葉があったのかもしれない。 40年も生きれば、成功もあれば失敗もある。 そのうえで「いま」をどう生き抜こうとしているのか。 その個人がどう生きてきたのか。本書はそこに着目する。 厳しい雇用状況で皆が安定志向に突き進むなか、あえて違う道、厳しい道を選んだ人を醸造したサブカルやデバイスは何か。 驚くほど率直に答えてくれた彼らを通して「生きる姿勢」を伝えていきたい。 子どもの時分に読んでいた漫画のように明るい未来は描けないかもしれない。 それでも明日を前向きに生きて行こう、と感じられることは伝えたい。

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