地のはてから(上)
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地のはてから

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生きて、生きて、生きる。それがすべて。 家族とともに、逃げるようにやってきた。豊かさが約束された「夢の土地」と信じて。 北海道知床で生きた女性の生涯を、丹念に描き、深い感動を呼び起こす。構想10年――書き下ろし長編小説。 講談社創業100周年記念出版 物心ついたとき、少女はここで暮らしていた。アイヌ語で、「地の果て」を意味するというこの土地で。おがちゃの背中と、あんにゃの手に、必死にしがみつくようにして。

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地のはてから(下)
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地のはてから(下)

発売日:2013年03月15日

小樽での子守奉公で初めて都会の暮らしに触れたとわは知床に戻り、森のなかでアイヌの青年と偶然再会する。しかし彼への恋心は胸に秘めたまま嫁ぎ、母となる。やがて戦争の足音が……。まだ遠くない時代に、厳しくも美しい自然とととも生きてきた人の営みを鮮烈に描き出した感動巨編。中央公論文芸賞受賞。(講談社文庫) 働き、嫁ぎ、子を産み、育て上げた。 もう夢など見ない――自分に言い聞かせることで、歯を食いしばるように耐えてきた。 大正から昭和をひたすら生き抜いた女性の一代記。 湧き上がる感動! 現代人に勇気を与える傑作! 小樽での子守奉公で初めて都会の暮らしに触れたとわは知床に戻り、森のなかでアイヌの青年と偶然再会する。しかし彼への恋心は胸に秘めたまま嫁ぎ、母となる。やがて戦争の足音が……。まだ遠くない時代に、厳しくも美しい自然とともに生きてきた人の営みを鮮烈に描き出した感動巨編。中央公論文芸賞受賞。

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