高杉晋作(上)
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池宮彰一郎 高杉晋作

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新しい青春の幕末 断然面白い歴史小説の誕生!『竜馬がゆく』から30年、いま再び幕末小説の傑作現わる。鮮やかに描かれる青春の客気、人間の魅力! 真実は1つではない。人はそのおかれた立場によって、それぞれ異なる真実を持ち、信奉する。かつて芥川龍之介は、名作「藪の中」でそれを描いた。筆者は、長州の高杉晋作の立場から、維新革命を直視しようと思い、筆を執った。高杉晋作は、18歳の時、吉田松陰の教えをうけ、以後10年、維新革命に尽瘁し、28歳で世を去る。その10年のうち、尊王倒幕の運動に奔命したのは5年に過ぎない。5年の運動によって、盤石の徳川幕府はゆらぎ、倒壊は時間の問題となるに至った。──その5年の歳月と、年歯23から28に至る晋作の客気を描きたいと願った。──(あとがきから)

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レジェンド歴史時代小説 高杉晋作(下)
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レジェンド歴史時代小説 高杉晋作(下)

発売日:2015年10月15日

高杉晋作が尊王倒幕の運動に奔命したのは、五年に過ぎない。五年の運動によって、盤石の徳川幕府はゆらぎ、倒壊は時間の問題となるに至った……。若すぎた死がさまざまな伝説を生んだ長州の英雄・高杉晋作。その五年の歳月、晋作の客気を描いた歴史小説。死が訪れる最後の最後まで、晋作は革命を決して諦めなかったのだ。その生には感動しかない。

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