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東大寺の暗号
トウダイジノアンゴウ
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東大寺は巨大な墓標だった!! 東大寺に封印されてきたヤマトの成り立ちと歴史が今、明らかになる! 東大寺はなぜ「東」の大寺なのか? なぜ美しく、すがすがしい霊気を放っているのか? 聖武天皇の東国迷走の謎、そして光明子(こうみょうし)の「女」の戦いと正倉院宝物に託した思いとは? 東大寺と天平の歴史には、謎があった。ほとんどの人間が気付いてこない謎があった。そして、東大寺に隠された秘密を探っていくと、天平の政争だけではなく、ヤマト建国から奈良時代に至る、日本を二分する勢力の相剋と融合という、長い歴史が隠されていることがわかってくる。東大寺に歴史は封印されていたのだ。東大寺は、ヤマトの成り立ちと歴史そのものを背負い込み、永い沈黙を守ってきたのだった。東大寺そのものが、ヤマトの歴史をひも解く「巨大な暗号」であり、また古き良き時代のヤマトの墓標だったのである。それだけではない。東大寺建立を巡る歴史を探っていくうちに、奈良時代の「天皇」を巡る葛藤が、浮かびあがってきたのである。――(「はじめに」より) <本書の内容> はじめに 第一章 なぜ東大寺は建てられたのか 第二章 東大寺の謎 第三章 悔やみおびえる王 第四章 復讐する天平の女たち 第五章 東大寺の暗号 おわりに
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