覇王の番人 (上)

覇王の番人

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明智光秀と忍びの小平太は戦国の世を生きる 信長の天下統一に随伴する明智光秀と、その光秀に命を預けた、かつ想いを預ける忍びの小平太。二人は各々のの戦世を生き抜く。著者初の時代小説。渾身の大長編。

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覇王の番人(下)
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覇王の番人(下)

発売日:2011年09月15日

忍びの情報は、真か偽か? 光秀に信長を討たせ、真に時代を動かした者は誰か―― 血みどろの戦を重ね、光秀は信長を「天下人」へ押し上げる。だが、冷酷非情な信長は無惨な虐殺をくりかえし、自らを神と称するようになる。悩んだ光秀は、ついに決断を下す……。亡き親の敵(かたき)と信長をうらむ小平太は忍びとなって、光秀を助けるべく本能寺へと急ぐ! 史上最大の謎が今ここに解き明かされる。 歴史は勝者によって描かれていく。山崎の合戦で敗者となった明智光秀は、その勝者である秀吉を賞賛するためだけの人物へと貶められていったのである。この物語を書き終えた今、私は確信している。明智光秀こそが、実は戦国時代を終わらせた真の武将なのだ、と。(後記より)

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