法然対明恵

法然対明恵

ホウネンタイミョウエ

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救いとは何か。濁世を生きる二人が問う。他力か自力か、易行か難行か。鎌倉時代の新旧仏教界を代表する思想家の対決を通して、人はいかにすれば救われるのかという、宗教における究極のテーマに迫る。 人はいかにすれば救われるか。法然と明恵――鎌倉新旧仏教を代表する両者の思想対決は、私たちを根源的な問いへと誘う。現実か理想か。他力か自力か。そして、生と死の究極の姿とは。最新の宗教学の成果を踏まえ、2人の対決の彼方に宗教のアクチュアルな「力」の再生の可能性を探る、宗教のポストモダン。 【目次】 プロローグ なぜ「法然対明恵」なのか 第一章 浮かび上がる二つの軌跡 1 相似形の生い立ち 2 乖離していく2人の軌跡 3 両極に立った改革思想 第二章 明恵――「生の座標軸」 1 実践哲学としての華厳思想 2 ひたすらに愛する人 3 世界はありのままで美しい 4 末法思想の超克 第三章 法然――「死の座標軸」 1 絶望の時代に投げこまれて 2 救いの発見 3 濁世の革命家 第四章 交錯する座標軸 1 対決の構図 2 身体化する思想 3 重なり合う座標軸 4 日本仏教の再生へ 註 あとがき 索引

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法然対明恵
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法然対明恵

発売日:1998年10月09日

救いとは何か。濁世を生きる二人が問う。他力か自力か、易行か難行か。鎌倉時代の新旧仏教界を代表する思想家の対決を通して、人はいかにすれば救われるのかという、宗教における究極のテーマに迫る。 人はいかにすれば救われるか。法然と明恵――鎌倉新旧仏教を代表する両者の思想対決は、私たちを根源的な問いへと誘う。現実か理想か。他力か自力か。そして、生と死の究極の姿とは。最新の宗教学の成果を踏まえ、2人の対決の彼方に宗教のアクチュアルな「力」の再生の可能性を探る、宗教のポストモダン。 【目次】 プロローグ なぜ「法然対明恵」なのか 第一章 浮かび上がる二つの軌跡 1 相似形の生い立ち 2 乖離していく2人の軌跡 3 両極に立った改革思想 第二章 明恵――「生の座標軸」 1 実践哲学としての華厳思想 2 ひたすらに愛する人 3 世界はありのままで美しい 4 末法思想の超克 第三章 法然――「死の座標軸」 1 絶望の時代に投げこまれて 2 救いの発見 3 濁世の革命家 第四章 交錯する座標軸 1 対決の構図 2 身体化する思想 3 重なり合う座標軸 4 日本仏教の再生へ 註 あとがき 索引

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