藍色回廊殺人事件
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藍色回廊殺人事件

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深い深い感動を呼ぶ内田文学の金字塔 浅見光彦は「四国三郎」を救えるか? 「四国のシンボル・吉野川がいま死のうとしている……」浅見光彦が徳島で出会ったのは、河口堰に反対する人々の悲痛な叫びであった。吉野川を遡るようにして辿り着いた、12年前の殺人事件。その恐るべき真相とは? 「殺される」というメッセージを残して、男と女が徳島・祖谷渓(いやけい)の谷底に消えていった。 それから12年──。いま、徳島県の吉野川河口堰建設計画は、地元住民を二分して、論争が白熱化している。 その渦に巻き込まれた浅見は、計画の経緯を遡るうちに殺人事件との接点に気づいて……。 「藍色回廊」と名付けられた吉野川の美しい自然をめぐって、欲望と愛憎が交錯する中、浅見光彦の推理が冴える。

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藍色回廊殺人事件
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藍色回廊殺人事件

発売日:2002年02月15日

四国八十八ヶ寺取材で徳島を訪れた浅見光彦は、迷宮入り直前の事件に導かれるように吉野川流域の「第十堰」問題にぶつかる。調査を進めるうち、現実の問題として浮上する事件。そして再び起こる殺人。浅見の鋭い推理が暴いた真相とは……。愛、憎しみ、人間の悲しい業までも描き出す内田ミステリーの白眉。(講談社文庫) 浅見光彦、四国・吉野川で人間の業を知る。四国八十八ヶ所巡り取材中に浅見が聞いたのは12年前に起こった悲しい事件の話だった。やがてその事件は、現在の問題として浮上する。浅見の思いが解決へ導くが。

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