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ウロボロスの偽書
ウロボロスノギショ
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竹本健治が連載を始めた本格推理にいつの間にか殺人鬼の手記がまぎれこみ始めた!奇々怪々な超ミステリー。 何年かに一度、評論家を困らせてしまうような、奇妙な厚みを持った本が出る、不可解、奇妙、分類不能。しかし、その不可解も、奇妙も、分類不能も、読み手にとって、決して不快ではない。そういう本がある。本書は、まさしくそういう本である。妙なリアリティと、妙な非現実感。循環する無限の時間を象徴する、自らの尾をくわえた蛇「ウロボロス」という本書のタイトルの意味に、読了語、読者は気づくであろう。――夢枕獏
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最新刊情報
ウロボロスシリーズ 全6冊合本版
発売日:2022年09月22日
竹本健治が連載を始めた本格推理に、いつのまにか埼玉で起こった女性連続殺人事件の、犯人を名乗る男の手記がまぎれこんでいた!現実と虚構の境界線はあいまいになり、事件は思わぬ展開に。私たちが暮らすこの世界もどこからどこまでが現実なのか、次第にあやふやになってくる、奇々怪々な超ミステリ――『新装版 ウロボロスの偽書』上下巻。第二の書『ウロボロスの基礎論』上下巻、第三の書『ウロボロスの純正音律』上下巻。計6冊合本でお届けします。