エウレカの確率 経済学捜査員 伏見真守
電子あり

エウレカの確率

エウレカノカクリツ

マイページに作品情報をお届け!

川崎市高津区で連続殺人事件が発生。総勢100名を超える特捜本部が捜査を開始した。犯行手口から、同一人物の犯行と断定された。だが、ひと月が経っても解決の糸口さえ見つからない。そんな折、新たな捜査員が加わることになった。プロファイラーの盛崎と、捜査員としては本邦初の行動経済学者・伏見真守の二人だった。伏見は経済学によって独自の捜査を開始し、同一犯説に異を唱える。経済学捜査員は真犯人にたどり着けるか! 川崎市高津区で連続殺人事件が発生した。所轄署に県警その他の応援を加えた総勢100名を超える特捜本部は、次の犯行を防ぐべく捜査を開始した。現場に残された証拠品や犯行手口からして、捜査本部は同一人物の犯行と断定していた。だが、ひと月が経っても殺人犯は捕まらず、それどころか解決の糸口さえ見つからない低調ぶりだった。そんな折、疲労感漂う捜査本部に新たな捜査員が加わることになった。一人は科学警察研究所から来たプロファイラーの盛崎。そしてもう一人は、捜査員としては本邦初と思われる行動経済学者・伏見真守だった。伏見は経済学を駆使して独自の捜査を開始する。盛崎のプロファイリングによって捜査は進展を見せ始めるが、同一犯人説が大勢を占める中、伏見は独り、3件の殺人のうち1件は別の人物の犯行であることを主張する。経済学者VSプロファイラー。真犯人にたどり着くのはどっちだ!

TOPICS

エウレカの確率 経済学捜査員 伏見真守
最新刊情報

エウレカの確率 経済学捜査員 伏見真守

発売日:2016年05月13日

「犯罪だって一般の消費者選択理論と同じ」。連続殺人事件の特捜本部に乗り込んだ行動経済学者の捜査に、誰もがあっけに取られた。被害者女性たちの自宅から足跡や血痕が発見されたのに解決の糸口すら見つからない難事件を、経済学で独自の容疑者を割り出したというのだ。まったく新しい知的警察小説の快作!

PUBLICATIONS

全2件