
オルゴォル
オルゴォル
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「それは、世界でたった1人の人にしか、聴けないオルゴールなんだ。」 隣にいる、大切な人の心の声が聴こえてくる物語―― 全国各地で大きな反響を得た、直木賞作家渾身の新聞連載、待望の書籍化! 奇跡の、そして感動のクライマックス! 「実は前から、ハヤ坊に頼みたいことがあってなぁ」東京に住む小学生のハヤトは、トンダじいさんの“一生に一度のお願い”を預かり、旅に出る。福知山線の事故現場、父さんの再婚と新しい生命(いのち)、そして広島の原爆ドーム。見るものすべてに価値観を揺さぶられながら、トンダじいさんの想い出のオルゴールを届けるため、ハヤトは一路、鹿児島を目指す。 ※本作品は学芸通信社の配信により新日本海新聞(2008年7月1日~2009年3月11日)、大分合同新聞、南日本新聞、上毛新聞、デーリー東北新聞などに順次掲載したものを出版に際し加筆しております。
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オルゴォル
発売日:2013年04月12日
母親と二人で東京に住む小学生のハヤトは、同じ団地のトンダじいさんから「一生に一度のお願い」を預かる。それは古いオルゴールを鹿児島に届けること。福知山線の事故現場、広島の原爆ドーム、父さんの再婚とお腹の大きな女の人――出会うものすべてに価値観を揺さぶられながら、少年は旅を続けていく。直木賞作家が紡ぎ出す心温まる成長物語。親が子どもに読ませたい本。(講談社文庫) じいさんの笑顔、サエさんの涙、オルゴールの音色―― 大人になってもずっとずっと忘れないでおくよ。 東京から鹿児島へ、「男と男の約束」を果たすべく少年は一人旅に出た。 母親と東京に住む小学生のハヤトは、同じ団地のトンダじいさんから「一生に一度のお願い」を頼まれる。それは古いオルゴールを鹿児島に届けること。福知山線の事故現場、広島の原爆ドーム、父さんの再婚――出会うものすべてに価値観を揺さぶられながら、少年は旅を続ける。直木賞作家が紡ぐ心温まる成長物語。