
がん六回 人生全快
ガンロッカイジンセイゼンカイ6
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25年間、病気と闘いながら仕事を続けてきた。 患者も、家族も、上司も、友も――がんと共に生きるということ。 39歳、働き盛りの銀行員としてNY駐在中に大腸がんを発症した著者。肝臓や肺への転移を繰り返し、6回の手術に加え、心臓バイパス手術も受ける。すべてを乗り越え、「奇跡の患者」として64歳を迎えられた理由とは。16年の闘病記に、その後の心臓疾患、がん患者たちとの交流や、日本の対がん活動などについて加筆。 30代の最後にがんを患って以来、40代、50代の働き盛りの25年間を「がん」と「心臓病」と闘いながら仕事を続けてきた。「働き盛りのがん」への対応は、もはや特別なことでなくなりつつある。がん患者の20%を30~50代の働き盛りの年代が占め、その数が年間14万人にも達するようになってきたからだ。25年の長きにわたるこの闘病記を通して、患者にとって「働く意味」は何なのかということ、また職場の経営者や管理者、同僚の理解と、家族・肉親や友人達の支えがいかに大切かといったことが、少しでも伝われば幸いである。――<本文より抜粋> ※単行本は2001年7月、朝日新聞社より刊行され、2003年7月に文庫化されました。本書はそこに新章を加筆、修正を加えたものです。
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がん六回 人生全快
発売日:2009年12月15日
25年間、病気と闘いながら仕事を続けてきた。 患者も、家族も、上司も、友も――がんと共に生きるということ。 39歳、働き盛りの銀行員としてNY駐在中に大腸がんを発症した著者。肝臓や肺への転移を繰り返し、6回の手術に加え、心臓バイパス手術も受ける。すべてを乗り越え、「奇跡の患者」として64歳を迎えられた理由とは。16年の闘病記に、その後の心臓疾患、がん患者たちとの交流や、日本の対がん活動などについて加筆。 30代の最後にがんを患って以来、40代、50代の働き盛りの25年間を「がん」と「心臓病」と闘いながら仕事を続けてきた。「働き盛りのがん」への対応は、もはや特別なことでなくなりつつある。がん患者の20%を30~50代の働き盛りの年代が占め、その数が年間14万人にも達するようになってきたからだ。25年の長きにわたるこの闘病記を通して、患者にとって「働く意味」は何なのかということ、また職場の経営者や管理者、同僚の理解と、家族・肉親や友人達の支えがいかに大切かといったことが、少しでも伝われば幸いである。――<本文より抜粋> ※単行本は2001年7月、朝日新聞社より刊行され、2003年7月に文庫化されました。本書はそこに新章を加筆、修正を加えたものです。