ジョナさん
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ジョナサン

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講談社児童文学新人賞入賞で鮮烈のデビューをはたした期待の高校生作家の第2作は日々を愛おしく思える青春小説 どきどきが止まらない。悲しいときも、嬉しいときも、さびしいときも、泣きそうなときも、恋したときも、心臓が脈打つのだという単純なことを、私は今初めて知った。――<本文より>

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ジョナさん
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ジョナさん

発売日:2010年10月15日

毎週日曜、死んだおじいちゃんの愛犬と公園へ行く。これが高校2年、チャコの習慣だ。しかしのどかな風景とは裏腹に頭の中は悩みでいっぱい。大学受験、親友との大喧嘩、そしてバラバラな家族。青春まっただ中って感じだけど当人は息苦しいことこの上ない。そしてさらにチャコは出逢ってしまう――恋に。 「私はこれからどんな大人になるんだろう」って。 高校2年。いちばん焦って、いちばん恋して、いちばん輝くころ。そして、いちばん考えるんだ。 のどかだけど、好きじゃないと思っていた。受験とか、親友トキコの「大学行かない宣言」とか。いろいろ考えながら飼い犬のギバちゃんと眺める公園。そんなうんざりしていたこの風景が、急に違って見えるんだ。あの人が来ると。――恋ってすごい。 毎週日曜、死んだおじいちゃんの愛犬と公園へ行く。これが高校2年、チャコの習慣だ。しかしのどかな風景とは裏腹に頭の中は悩みでいっぱい。大学受験、親友との大喧嘩、そしてバラバラな家族。青春まっただ中って感じだけど当人は息苦しいことこの上ない。そしてさらにチャコは出逢ってしまう――恋に。

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