せちやん―星を聴く人―
電子あり

せちやん 星を聴く人

セチヤンホシヲキクヒト

マイページに作品情報をお届け!

くじら座のフーガ。 銀色ドーム。 十二光年の孤独。 『夏のロケット』の著者が、星に魅せられた少年の「その後」を描いた長編小説。 ぼくはいつもここにいて、訪ねてくれる人を待ちながら、空を見つめている。

TOPICS

せちやん 星を聴く人
最新刊情報

せちやん 星を聴く人

発売日:2006年10月13日

ぼくたちは遠く旅をする。星の囁きに耳を澄ます日々。詩人、バイオリニスト、天文学者……「宇宙」を夢見た少年たちの孤独な軌跡。――学校の裏山にぽつんと建つ摂知庵(せちあん)という奇妙な家。少年3人組はそこで神秘的な中年男と出会った。銀色のドームに籠もり、遠い星に思いを馳せる日々。「宇宙」に魅せられた少年たちはそれぞれ大きな夢を追いはじめた。しかし大人になって見上げる空は、ときに昏(くら)く……。切なくほろ苦い青春の果てを描く傑作小説。

PUBLICATIONS

全2件