それぞれの終楽章

淡々とした筆致で人生を考える自伝的長編．作家の矢部宏は３年ぶりに郷里の秋田県Ｏ市に帰った．友人の森山が自殺したからだ……．友人との再会によって矢部は自分が生きてきた５０年の見直しをせまられる

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それぞれの終楽章

発売日：1991年01月08日

友への想いをしみじみ綴った直木賞受賞作。故郷秋田で自殺した同級生に人生の終楽章をいかに生きるかという問いを突きつけられた作家の眼に映るのは、自分を支えてきてくれた野球、音楽、父と妻の別の姿。