バンダルの塔
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バンダルの塔

バンダルノトウ

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イラン・ジャパン石油化学会社に東洋曹達から出向した山中は当初このプロジェクトに批判的であった。その彼が考えをかえたのはバンダル・シャプールに向かう飛行機の中で、赤々と天を焦がす7本の炎の柱をまのあたりにした瞬間である。激動の中東に命を賭けた逞しいオイルマンたちの、感動経済巨編。

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新装版 バンダルの塔
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新装版 バンダルの塔

発売日:2010年08月12日

「IJPCのプロジェクトを単なる愚挙と片づける一部の中東専門家のようなさかしらな見方をせず、事業計画の正負と優劣の両面をまっすぐに見つめている。」――<山内昌之(東京大学大学院教授)「解説」より> 日本の技術力を結集してイランの砂漠に巨大石油化学プラントを建設する――。IJPCの現場に立つ山中を待ち受けていたのは、想像を絶する炎暑、民族性の違い、オイルショックによる経済の混乱、そしてイスラム革命……。次々と襲いかかる困難に立ち向かった男達の栄光と挫折。経済ドキュメント小説の金字塔。

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