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ファウスト
ファウスト
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ドイツ文学のなかで、いちばん面白く、内容の深みと言葉の真実なみずみずしさを、もっともよく湛えているのは、ゲーテの『ファウスト』であろう。神と世界に対して自己を主張し、行動の巨人たらんとして悪魔にとりつかれた男ファウスト。死してなお真実の愛に生きた少女グレートヒェン……。本書はこのゲーテの作品を手がかりに、ヨーロッパ的人間とは何か、その実相をさぐろうと試みた刮目の書。
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最新刊情報
ファウスト(下)
発売日:2003年02月10日
4人来るのが見えたが帰って行ったのは3人。何やら困難とかいう言葉が聞こえ――。それに合せて追いかけた言葉は死……。悪魔に魂を売り渡して超人的な力を手に入れたファウストは、権謀渦巻くドイツ宮廷からギリシャの神話世界へ、さらには生命の始原に向かい旅立つが……。60年の歳月をかけ完成した世界文学史に屹立する名作。新訳文庫化。 宇宙と生命を巡る果敢なる精神の冒険劇。新訳文庫化! 4人来るのが見えたが帰って行ったのは3人 何やら困難とかいう言葉が聞こえ―― それに合せて追いかけた言葉は死・・・。 悪魔に魂を売り渡して超人的な力を手に入れたファウストは、権謀渦巻くドイツ宮廷からギリシャの神話世界へ、さらには生命の始原に向かい旅立つが・・・。 60年の歳月をかけ完成した世界文学史に屹立する名作。新訳文庫化。