
やりたいことは二度寝だけ
ヤリタイコトハニドネダケ
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気になる単語はすぐ検索、ノート集めとハーブティーで日々を潤し、“からあげ王子”に思いを馳せ、ドラクエで自分の20年を振り返る。喫茶店ではついつい隣の会話に耳を傾けてしまい、肝心の小説は進まなくて……。昼間は会社員、夜は小説家。ハイブリッド・ワーカーの津村記久子氏がその日々を綴る、細やかで、ちょっぴりおマヌケなエッセイ集。 アホでも、地味でも、生きてゆけます。 昼は会社員、夜は小説家。“ハイブリッド・ワーカー”かと思いきや、超・庶民系芥川賞作家による、初のエッセイ集! 「本書のどうでもよさについて、自虐も言い訳もしない。何も残らないし、ひたすら地味で意味も無いけど、読んでる間少しらくになった、と感じていただければこれ幸いである。」(あとがきより) 検索が生きがい。文房具集めとハーブティーで日々を潤し、からあげ王子に想いを馳せ、ドラクエで自分の20年を振り返る……。 ささやかで、ちょっぴりおマヌケな出来事を綴る、“地味面白~い”脱力系エッセイ。
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二度寝とは、遠くにありて想うもの
発売日:2019年03月15日
「女子」と自称することに違和感を持ったりしっくりきたり、「いい年」という言葉に委縮するけど、いなそうと思ってみたり。「スイーツ」の行列に反発したり、「便所飯」と「一人ごはん」の違いを考えたり。はたまた、「無縁死」という死に方にもやもやしたりと、現代の言葉や身の回りの出来事について、「話しかけられ顔」を自任する庶民派・芥川賞作家が綴る、味わい深くてグッとくる日常エッセイ集第二弾! 「女子」と自称することに違和感を持ったりしっくりきたり、「いい年」という言葉に委縮するけど、いなそうと思ってみたり。「スイーツ」の行列に反発したり、「便所飯」と「一人ごはん」の違いを考えたり。あるいは、「友達がいなさそう」という評価に大きな疑問を呈したり。はたまた、「無縁死」という死に方にもやもやしたりと、現代の言葉や身の回りの出来事について、「話しかけられ顔」を自任する庶民派・芥川賞作家が綴る、味わい深くてグッとくる日常エッセイ集第二弾!