
レイニー・パークの音
レイニーパークノオト
マイページに作品情報をお届け!
明治36年、できたばかりの東京・日比谷公園で開かれる「公園裁判」。 謎の“原告”に、ミッション・スクール同窓の5人の“被告”。 その1人・元屋夏雄の妻は、夫の過去を尋ねて、彼らの青春時代を辿っていく。 江戸川乱歩賞受賞『三年坂 火の夢』に続く、混迷の明治東京。キーパーソン高橋鍍金が、再び登場。 明治26年の雨の夜、澤田夫婦は忽然と消えた。10年後、当時の教え子・元屋夏雄に届いた葉書には、「公園裁判が開かれます」とあった。裁かれる事件は何なのか? あの頃、何があったのか?
TOPICS

最新刊情報
レイニー・パークの音
発売日:2010年07月15日
「公園裁判が開かれます」 明治36年「日比谷公園」が初の民衆のための公園として造成された。同年夏、元屋夏雄の妻セツは「公園裁判が開かれます」という謎の葉書を受け取る。以来、突然姿を消した夫の過去を尋ねるセツは、かつて「恋愛論」で名を馳せた澤田夫妻の存在に行き当たる。裁かれる罪とは何なのか。明治長編ミステリー。