炎を薙ぐ
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炎を薙ぐ

エンヲナグ

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「先生――生きていくって辛いね。悲しいことですね」両手両脚を切断された若い女の惨殺死体が発見され、瓦版には連日「達磨美女」の文字が踊る。同じころ、名人花火師・与次郎の拷問死体も大川にあがった。与次郎の一人娘・おゆきの用心棒となった貧乏浪人・由比三四郎は、迫りくる敵を迎え撃ち、憎き下手人を追う。中山義秀文学賞受賞の『雲を斬る』、『風を断つ』に続く剣客浪人・由比三四郎シリーズ待望新作。 秘剣・氷柱折り、みたびの斬撃! 中山義秀文学賞受賞の『雲を斬る』、『風を断つ』に続く 剣客浪人・由比三四郎シリーズ、待望新作! 「先生――生きていくって辛いね。 悲しいことですね」 両手両脚を切断された若い女の惨殺死体が発見され、 瓦版には連日「達磨美女」の文字が踊る。 同じころ、名人花火師・与次郎の拷問死体も大川にあがった。 与次郎の一人娘・おゆきの用心棒となった貧乏浪人・由比三四郎は、 迫りくる敵を迎え撃ち、憎き下手人を追う。 「それでも人間は生きてゆかねばならん」 人の世の悲しみを乗り越え、三四郎の剣が閃く。

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炎を薙ぐ
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炎を薙ぐ

発売日:2016年10月14日

江戸の大川で、若い女性が両手両足を切断、惨殺される「達磨美女」事件が勃発。貧乏浪人の由比三四郎は、妻の依頼で暗殺された花火師の娘・おゆきの用心棒となる。その直後から、彼らの元に難敵が次々と現れる。三四郎は「秘剣・氷柱折り」で、究極の黒幕退治に挑むのだが──。人情と剣戟が交錯する連作長編小説。

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