開国
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開国 愚直の宰相・堀田正睦

カイコクグチョクノサイショウホッタマサヨシ

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構想17年!直木賞作家、渾身の書下ろし歴史小説 日本の国際化に邁進した老中・堀田正睦の実像に迫る! 開国に応じるべきか否か?幕末の日本を悩ませていた大問題に性格も外見も地味なひとりの政治家が強烈な使命感をもって決断を下した。 こと対外問題となると、日本は必ず外国の要求を拒否する。これが交渉の基本パターンである。江戸の末期、開国・通商を迫られたときもそうだった。拒否した。折しも老中首座に任ぜられた堀田正睦は、日本を早く国際社会に仲間入りさせなければならないという、強烈な使命感をもっていた。堀田は、同僚や幕府官僚、諸政治勢力の反対を押し切り、孤軍奮闘、日本を開国させようとし、半ば成功する。だが行く手には、天皇という“強敵”が待ち構えていた。──(著者のことば)

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開国 愚直の宰相・堀田正睦
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開国 愚直の宰相・堀田正睦

発売日:1997年11月14日

権力闘争と外圧の中で、幕末最大の難問に決断を下し、国際化に邁進した男の実像に迫る! 一人の男により日本が変わった! ーー鎖国体制の堅持か? 開国か? それは、幕末の日本を揺るがす大問題があった。運命のいたずらによって、時の総理にあたる老中首座となった堀田正睦は、早く日本を国際社会に仲間入りさせようと、強烈な使命感に燃え、開国を主張した。孤軍奮闘を続けて条約調印にこぎつけた堀田に、京都の天皇側から猛反撃が始まった……。

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