
久生十蘭「従軍日記」
ヒサオジュウランジュウグンニッキ
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没後50年目発見! 作家・橋本治氏推奨!ベールに包まれた「多面体作家」の素顔が見えた 「小説の魔術師」が見た戦争の前線 「久生十蘭を解読するためのキーワードは、『しみったれたことが嫌い』という、誇り高い美意識を表す俗な言葉なのだろうと、私は思っている。(略)日本軍の制圧下にある台湾、フィリピン、インドネシア、ニューギニアの最前線に行っても、久生十蘭の『しみったれたことが嫌い』は貫き通されている」――作家・橋本治氏
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久生十蘭「従軍日記」
発売日:2012年08月10日
変幻自在の文体と技巧で「小説の魔術師」の異名を取り、今なお“ジュウラニアン”と呼ばれる熱狂的なファンを持つ直木賞作家・久生十蘭(ひさおじゅうらん)。彼が海軍報道班員として南方に派遣された昭和十八年の日記が、没後五十年目に発見された。己の心情を吐露することを拒み続けた作家の素顔が見える従軍記。<解説・橋本治> (講談社文庫) 没後50年目にして初めて明かされた「小説の魔術師」の素顔 変幻自在の文体と技巧で「小説の魔術師」の異名を取り、今なお“ジュウラニアン”と呼ばれる熱狂的なファンを持つ直木賞作家・久生十蘭(ひさおじゅうらん)。彼が海軍報道班員として南方に派遣された昭和十八年の日記が、没後五十年目に発見された。己の心情を吐露することを拒み続けた作家の素顔が見える従軍記。<解説・橋本治>