空っ風
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驚異的な力量をもった新人の登場。木枯し紋次郎以降に初めて現れた次世代股旅物の傑作。 幕末の激動期を駆け抜けた清水次郎長一家の喧嘩犬・小政の壮絶な生涯 驚異的な力量をもった新人の登場である。デビュー作『からくり乱れ蝶』、2作目『まやかし草紙』に続く本書『空っ風』は、清水次郎長一家の小政を主人公に、幕末の激動期を駆け抜けた男の生きざまを活写。硬質な詩情が漂う文体で、木枯し紋次郎以降に初めて現われた次世代股旅物の傑作である。――文芸評論家・菊池仁

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空っ風
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空っ風

発売日:2001年09月14日

5尺そこそこの体に3尺余の長脇差。抜群の喧嘩度胸と居合抜の腕で「清水一家の狂犬」と恐れられる小政こと音五郎。すさんだ心の傷を埋めるのは、幼なじみ・てるへの想い。だが、そのために大喧嘩に間に合わなかった小政は、一家の中で孤立してゆく。時代に牙をむく男の生涯を描く、新世代股旅物の傑作。(講談社文庫) 東海道、キレた小政が斬りまくる! 5尺そこそこの体に3尺余の長脇差。抜群の喧嘩度胸と居合抜の腕で「清水一家の狂犬」と恐れられる小政こと音五郎。すさんだ心の傷を埋めるのは、幼なじみ・てるへの想い。だが、そのために大喧嘩に間に合わなかった小政は、一家の中で孤立してゆく。時代に牙をむく男の生涯を描く、新世代股旅物の傑作。

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