月の宴
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月の宴

ツキノエン

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月見の宴の幸せと八十年余の来し方を想う.紫野の寺で祇園の名妓の舞を見ながらの女だけの月見の宴.日常生活から離れた思いがけない至福の時に人生の幸せと八十年余の波瀾の来し方を想う.最新隨筆集.

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月の宴
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月の宴

発売日:1991年07月03日

雪の残る屋根の向うに、赤くきらきら光る新月の背後から、80年の人生の重みをかけた一齣一齣は現われ、身内に鮮烈な記憶をよび起す。「雪景色の上の新月」ほか「月の宴」「親子の旅」「『たけくらべ』解釈への一つの疑問」「中野重治」「芥川龍之介」など、激しい体験をくぐりぬけた著者が、折々に出会った文学者・知己との思い出を静謐に語る、エッセイ49篇。波乱の人生、折々の思い出……。読売文学賞受賞作品。

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