月の輪草子
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月の輪草子

ツキノワゾウシ

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晩年の清少納言が、かつて中宮定子に仕えていた当時、宮中で出会った人々のこと、自身の結婚のことなどを生き生きと述懐する。「清少納言が私に乗り憑(うつ)ってくれた」平安を代表する女の恋と人生。九十歳の人生をかけて描いた、渾身の書下ろし小説。 晩年の清少納言が、かつて中宮定子に仕えていた当時、宮中で出会った人々のこと、自身の結婚のことなどを生き生きと述懐する。 「清少納言が私に乗り憑(うつ)ってくれた」 平安を代表する女の恋と人生。 九十歳の人生をかけて描いた、渾身の書下ろし小説。 千年前も今も、女はかくも強く、かくも美しい。

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月の輪草子
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月の輪草子

発売日:2015年10月15日

崇拝する中宮定子を慰めるため「枕草子」では美しいことばかり描いた。智識と才気で紫式部と反発し合った清少納言も、いまは山の庵でひとり九十を迎える。自分の定命がわからないのも仏の慈悲。心には華やかな宮中での日々が甦える。九十歳の著者が九十歳の清少納言に乗り憑ってのモノローグ。著者畢生の意欲作。

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