
電子あり
月の輪草子
ツキノワゾウシ
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晩年の清少納言が、かつて中宮定子に仕えていた当時、宮中で出会った人々のこと、自身の結婚のことなどを生き生きと述懐する。「清少納言が私に乗り憑(うつ)ってくれた」平安を代表する女の恋と人生。九十歳の人生をかけて描いた、渾身の書下ろし小説。 晩年の清少納言が、かつて中宮定子に仕えていた当時、宮中で出会った人々のこと、自身の結婚のことなどを生き生きと述懐する。 「清少納言が私に乗り憑(うつ)ってくれた」 平安を代表する女の恋と人生。 九十歳の人生をかけて描いた、渾身の書下ろし小説。 千年前も今も、女はかくも強く、かくも美しい。