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剣法一羽流
ケンポウイッパリュウ
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大好評単行本未収録傑作時代短編集第2弾!「そろばん虎之助」「冬の青空」「盗賊の宿」「小泉忠男の手」「剣法一羽流」「闇討ち十五郎」「仇討ち街道」直木賞受賞直後の骨太の痛快短編.(現代小説二編)
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最新刊情報
新装版 剣法一羽流
発売日:2007年09月14日
秘伝書を盗んだのは根岸兎角(とかく)という剣士だった。 兎角を追う小熊と、後塵を拝す泥之助。秘伝書を巡り、生き様が大きく分かたれる。男達の荒ぶる人生を活写する傑作短編7編。 常陸の国。諸岡一羽斎(もろおかいっぱさい)の屋敷から、剣法一羽流の秘伝書が盗まれた。盗んだのは、一羽斎の高弟のひとり、根岸兎角。残る剣士、岩間小熊は奪回を心に誓うが、いったい秘伝書には何が記されていたのか――。表題作ほか、人斬りに失敗した刺客、秘命に斃(たお)れた隠密など、懸命に生きる男たちを活写した7編収録。