
言霊たちの夜
コトダマタチノヨル
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大手ゼネコンに勤務する田中は、学生時代にボクシングをやっていたせいか、耳の調子が悪い。そのためか「外務省のお食事券」「好色選挙法」「妻は寄生虫」などと聞き違いをしてしまう。そしてそんな勘違いがテロ事件の要因に!? “言葉の魔術師”が送る「笑撃」の日本推理作家協会賞受賞後、第一作! 笑撃! ページをめくる度に笑いが加速!! 言葉にまつわる勘違いが、大規模テロ事件へ? “言葉の魔術師”が、自らと放送コード(?)の限界に挑んだ 日本推理作家協会賞受賞後、第一作! 大手ゼネコンに勤務する田中は、学生時代にボクシングをしていたせいか、耳の聞こえが悪い。そのため誤解から家を出た恋人の友人宅に電話をしても、「嫁は寄生虫」「ひがんで実家に帰っている」などと聞き違えてしまう。そして同じ時間、同じ場所に、やはり勘違いの甚だしい自称・カリスマ日本語教師がいた……。彼らの言動が、取り返しのつかない大惨事へ――。 「本来の力を備えた言葉を、古(いにしえ)の人は-言霊-と呼んだ――」
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言霊たちの反乱
発売日:2015年08月12日
『最後のトリック』を上回る問題作! 犯人は、あなたの「言霊」? 平和な休日、婚約者が突然怒り狂う。路上では外国人に殴られ、ファミレスでは麻薬取引現場に遭遇。ついには凶悪テロの首謀者として手配される。原因は全て言葉の聞き間違いと勘違いだった。いにしえの人々が崇敬し畏怖した言葉に宿る「霊力」が現代人を陥れようとしているのか? 驚愕の言葉トリック・ミステリに震えよ!〔『言霊たちの夜』を改題。〕 『最後のトリック』を上回る超問題作! 犯人は、あなたの「言霊」? ―日本推理作家協会賞受賞第一作― 平和な休日、婚約者が突然怒り狂う。路上では外国人に殴られ、ファミレスでは麻薬取引現場に遭遇。ついには凶悪テロの首謀者として手配される羽目に。原因は全て言葉の聞き間違いと勘違いだった。いにしえの人々が崇敬し畏怖した言葉に宿る「霊力」が現代人を陥れようとしているのか? 驚愕の言葉トリック・ミステリに震えよ! 相手に伝わっている、とばかり思っていたのに、実は伝わっていなかった、理解されていなかった、と残念に感じる経験は珍しいものではない。(中略) 自分の心の中を完全に相手に伝えることは不可能で、それが言葉の限界なのだ。 作者はその限界を本書で衝いている。 (文芸評論家・中辻理夫―解説より) 〔『言霊たちの夜』を改題しました。〕