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細木数子 魔女の履歴書
ホソキカズコマジョノリレキショ
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テレビがひれ伏す稀代の“女ヤクザ”が歩んだ、欲望の戦後史! 細木数子を人としての品格ゼロ、低俗、恥を知らない女と決めつけることは易しい。だが逆に時代の持つ低俗性が細木を生み育てた一面がある。彼女の少女期は日本の敗戦とぶつかった。空襲で焼け野原になった街、スリと掻っ払いしか生きる道がなかった戦災孤児、米兵の袖を引く街娼、愚連隊やヤクザとなった復員兵や学生崩れの群れ、――そういう時代を生き延びて細木の今がある。(略)彼女はどう生まれ育ち、ついには「視聴率の女王」にまで成り上がったのか、詳細に跡づけることが本書のテーマである。――<「序章」より>
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最新刊情報
細木数子 魔女の履歴書
発売日:2008年07月18日
視聴率の女王の正体! 2008年春、戦後の欲望史を象徴する稀代の女ヤクザが、ついにテレビから姿を消した! 細木数子70歳。古希とともに魔女の時代は終焉を迎えた。本書は、細木の絶頂期に「週刊現代」で連載、6億円の損害賠償訴訟を起こされながらテレビ降板へと追い込んだ渾身のルポルタージュである。※本書は、2006年11月に刊行された『細木数子――魔女の履歴書』に加筆・修正、文庫化したものです。 ついに失墜した「視聴率の女王」の素顔とは 今年4月の古希(70歳)の祝いとともに魔女の時代は終焉を迎え、女ヤクザがテレビから姿を消した。週刊現代連載時から筆者に向けられた恫喝と訴訟の顛末を加筆