三年坂

三年坂

サンネンザカ3ネンザカ

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故夏目雅子に捧げる夫君の注目の第一作品集夏の日、中国山脈の山あいを母と越えて行った少年.いまは亡きその母が京都の三年坂に忘れていったものとは? ゆるぎのない文章と清冽な情感に支えられた傑作集

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新装版 三年坂
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新装版 三年坂

発売日:2011年11月15日

親子、夫婦、兄妹……人と人の絆、それぞれの胸に去来する思い。 小説家・伊集院静の原点 七夕の笹を求めて分け入った山中で窮地に陥った父を助けようと必死に走る少年の思い(「皐月」)、店が開店した日に事故で亡くなった母親の在りし日が鮨職人の心に鮮やかに甦る瞬間(「三年坂」)……。めぐる歳月と人生の哀切を、抒情あふれる端正な文章で描き出した、著者の原点とも言うべき珠玉の作品集。 ●三年坂 ●皐月 ●チヌの月 ●水澄 ●春のうららの ※本書は、1992年8月に講談社文庫より刊行された『三年坂』を改訂し文字を大きくしたものです。

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