室の梅
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室の梅

ムロノウメ

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時代小説の新しい旗手か描く人情味あふれる捕物帖 奉行所検屍役・美馬正哲(みましょうてつ)と産婆お杏(きょう)。人の死と生に立ちあう夫婦が難事件を解き明かす! 米屋の仙台屋に押し込みが入った。たまたま難を逃れた手代の美代治は評判の好人物。正哲とお杏は、新春の植木市で美代治から鉢植えの梅の木を買っていた。 近代日本医学の夜明け、華岡青洲の麻酔手術から5年、江戸の検屍役・美馬正哲が妻のお杏と事件解決に乗り出す。――(室の梅)

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室の梅 おろく医者覚え帖
最新刊情報

室の梅 おろく医者覚え帖

発売日:2001年09月14日

奉行所検屍役・美馬正哲。身投げや殺し、首縊り……。屍の末期の無念を解き明かす彼を、ひとは「おろく医者」と呼ぶ。武器は、遠く紀州は花岡青洲に学んだ最新の医術! 江戸の「法医学者」は恋女房、産婆のお杏とともに、八百八町の底に渦巻く愛憎に立ち向かう。人の生と死に触れる夫婦を描く、傑作事件帖。

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