新とはずがたり
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新とはずがたり

シントハズガタリ

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鎌倉時代の同名の女流日記を小説化した作品後深草院の女房二条が宮廷で院や高僧,貴族たちと交わった愛欲の日々と,その後の出家・遍歴生活を綴った名高い日記文学を,西園寺実兼の視点から語りかえた小説

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新とはずがたり
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新とはずがたり

発売日:1993年09月03日

後深草院の寵姫二条の性の遍歴と精神の再生 野の花に似て儚(はかな)げな美少女は、父親のような後深草院(ごふかくさいん)の寵姫となりながら弟宮や実兼(さねかね)の恋人になった。やがて出家し放浪した二条の、己の性の遍歴を赤裸々に吐露した禁断の書「とはずがたり」を、実兼を語りべに、一遍との出会を出家の動機に再構築、新しい二条像に迫る。二条の真実と精神の再生を解く会心作。

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