星と半月の海
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星と半月の海

ホシトハンゲツノウミ

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きみの中に海がある。きみは海なんだ。 西オーストラリアの海でジンベエザメと深く交わっていく研究者たち。いつしか心までサメとシンクロし、命の存在感を思い知らされる。 表題作ほか、動物をテーマにした傑作小説短編集! ●絶滅したはずのペンギンを追い求める「みっともないけど本物のペンギン」 ●動物命名規約改正で、恐竜ファンを戦慄させる「ティラノサウルスの名前」 ●知られざるパンダの野性を夢想する「パンダが街にやってくる」 ほか3編 ぼくにとってはじめての「動物小説集」である本作品集は、さまざまなフィールドにおいて生き物と対峙した体験や、「生き物好き」の知人たちとの交流の中から生まれました。――<本書あとがきより>

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星と半月の海
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星と半月の海

発売日:2010年03月12日

獣医のリョウコは、2匹のジンベエザメに「星」「半月」と名前をつけて、研究をしていた。懸命の処置も空しく半月は息を引き取るが、星は成長し海に放たれる。時は流れ、西オーストラリアで研究していたリョウコが海中で目にした光景とは(表題作)。パンダやペンギンなどの動物をテーマに、6作品を収録した珠玉の短編集。

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